Javaプログラミング初心者の記録 演算子-算術演算子のまとめ Vol.10

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Java攻略
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プログラミング初心者の私が理解できた範囲のことをできるだけかみ砕いて、これからプログラミングを始める方にも分かりやすいようにまとめています。
記事内では「です」「ます」調を使っていないのですが、最初は理解できたことなどをそのまま思うままに書いていくつもりなので許してください。

後々修正が必要だなと思った部分は新たに「です」「ます」調で記事を書いて別でまとめ、修正前と修正後を区別しやすいようにしようと思っています(文体が丁寧じゃないものは学習したばかりのものだと思ってください)。
では続きをどうぞ。

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はじめに

これまで足し算をはじめとした四則演算や余りについて理解してきたと思う。

計算で使った「+」や「-」などの記号を演算子というが、実は演算子は他にもたくさん。
今回は演算子の種類とその演算子がどのようなものかについて簡単にまとめる予定だった。

なんだかんだ長くなりそうだから今回は今までやってきた「算術演算子」について簡単にまとめてみたものだけ。

演算子の種類

演算子の種類は主に以下のものが挙げられる。

  • 算術演算子…四則演算や余りの計算で使うもの(「+」や「-」など)
  • 比較演算子…ある数より大きいか小さいかを表すもの(「==」や「>」、「<」など)
  • 代入演算子…ある文字や数を代入するときに使うもの(「=」や「+-」、「-=」など)
  • 論理演算子…「~ではない」、「~と~」などをあらわすもの(「!」や「&&」など)
  • インクリメント演算子…ある数に1を加えるということを表すもの(「++」)
  • デクリメント演算子…ある数から1を減らすということを表すもの(「–」)

基本的なものは上に挙げたもの。
この他にも「シフト演算子」なるものなど、色々あるが初心者の私には詰め込みすぎはかえって混乱しそう…。

うわ…めっちゃあるやん。

だから今の段階で比較的理解しやすそうな上に挙げた演算子について順番に勉強する。

残りの演算子は学習を進めていく上で出会ったら改めてということで…

(初心者クオリティー)。

では今回は「算術演算子」行ってみよー。

算術演算子

算術演算子とはvol.5から9で扱ってきた「+」や「-」などの記号のこと。
詳しくはそちらを参照。

ここではそれぞれ簡単にまとめる。

+(プラス)の演算子(加算)

数字同士を足すことができる。
また、文字と文字、文字と数字をつなぎ合わせることも可能で、文字結合の役割も持っている。

例(数字):int A=5+9; System.out.println(A); →「14」と表示される(5+9の結果)

例(文字):int B=5+75; System.out.println(“結果:”+B); →「結果:80」と表示される
(System~内の「+」は文字列「結果:」と5+75の計算結果をつなげる役割を果たしている)

足し算参照:Javaプログラミング初心者の記録vol.5 数字の足し算int

ちょっと気を付けるべき点

例(数字と文字):int C=8; int D=10 System.out.println(“結果:”+C+D);

上のように入力すると、もしかしたら「結果:18」と表示されると思うかもしれない。
ところがそうはいかず、「結果:810」と表示されてしまうのである。ここがちょっと落とし穴。

もしも演算式に文字列があれば、その式は文字列と認識してしまう。
どういうことかというと、System.out.println内の「”結果:”」は文字列となっているからそのまま表示される(ここは問題ない)。

 

「C」には「8」という値が、「D」には「10」という値が入っている。
本来なら「8+10」の計算をしてほしいのだが、「”結果:”」という文字列が入っていることから式全体を文字列と認識してしまい、「8+10」ではなく「8」と「10」という文字列をくっつけた形になってしまう。

 

もし「8+10」という計算をしてほしいなら「C+D」をかっこ()でくくって、「System.out.println(“結果:”+(C+D));」としなければならない。
これはSystem.out.println()の中だけの問題ではなく、文字列を含む計算式を作るときはすべて()で括る必要がある

これは演算子の優先順位が関係しているもので、文字結合「+」のほうが算術演算子「+」より優先度が高いということを表している。

演算子の優先順位についてはまた別の機会に
演算子の優先度については演算子の優先度 Javaプログラミング初心者の記録vol.17参照

ここで抑えるポイントは

文字列の方が足し算より優先されてんじゃん。VIP。

ってことかな。

-(マイナス)の演算子(減算)

ある数字から数字を引くときに使う演算子。

例(数字):int A=5-9; System.out.println(A); →「-4」と表示される(5-9の結果)

引き算:Javaプログラミング初心者の記録vol.6 数字の演算-引き算編

*(掛け算)の演算子(乗算)

ある数字と数字をかけるときに使う演算子。

例(数字):int A=5*9; System.out.println(A); →「45」と表示される(5*9の結果)

掛け算:Javaプログラミング初心者の記録vol.7 数字の演算-掛け算編

/(割り算)の演算子(除算)

ある数字と数字を割るときに使う演算子。

例(数字):double A=(double)5/9; System.out.println(A);
→「0.5555555555555556」と表示される(5/9の結果)

※キャストの(double)をつけずに「5/9」で計算しても正しい結果は出なかった。
intとか宣言せずに数字をそのまま入力しても計算できるけど、なにも宣言しなかったらその数字は整数で処理されるみたい。

キャストって何?って思った人は以下参照。
Javaプログラミング初心者の記録vol.8 数字を定義するときに「int」を使って答えを少数点で表示する方法参照

%(余り)の演算子(剰余)

ある数からある数を割ったときの余りを計算したいときに使用するもの。
ある数を2で割れば余りは「0」か「1」しかでないから、偶数か奇数を判別することができる。

例:int A=5/9; System.out.println(A);
→「5」と表示(実際に割ったら小数点の文字になるから計算できないと判断して割られる数字の「5」がそのまま表示)

例:int B=9/5; System.out.println(B); →「4」と表示(9/5を計算した結果余りが4)

例:int C=x/2 System.out.println(C); →xが偶数の場合「0」、奇数の場合「1」と表示

余り参照:Javaプログラミング初心者の記録vol.9 その他の数字の演算-余り編

まとめ

今回については今までしてきたことの復習みたいなものだから、「理解できない!」というものはなかったと思う。

プラスの演算子で文字列が使われている時とかは、ちょっと注意する必要があるけど複雑なものじゃないから大丈夫。

割り算が自分の中でちょっと不安な部分があるから反復学習だなー。

ではお次は「比較演算子」にて。

 

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