【Javaプログラミング】平方根を計算するMath.sqrt()メソッドとは?使い方も-プロショvol.89

スポンサーリンク
Java攻略

今まで加減乗除とあまりの計算方法について触れてきたが、平方根の計算は出来なかった。

加減乗除とあまりの計算については以下参照。
Javaプログラミング初心者の記録 演算子-算術演算子のまとめ Vol.10

今回はMath.sqrt()メソッドについて触れていくことに。

 

スポンサーリンク

Math.sqrt()メソッドとは?

 

Math.sqrt()メソッドを使用すると平方根(「√(ルート)」で表したい数字)の計算が可能になる。

()内に平方根にしたい数字を記入すると平方根の値にして返してくれる。

例)「9」と入力⇒9の平方根は「√9」⇒「√3×√3」= 「3.0」

「9」と入力すると「3.0」を返してくれる。

ここら辺は高校の数学を頑張ろう・・・。

 

Math.sqrt()メソッドは「少数値(double)」で表される。
そのため、例え整数で入力してその答えが整数でも「3.0」というように少数値で値が返ってくることに注意。

 

Math.sqrt()メソッドの注意点

 

Math.sqrt()メソッドを使用するにあたり、以下の点に注意。

  1. ()内に入れる数字(引数)が0未満 ⇒ 「NAN」と表示される。
  2. ()内に無限大(正の数)を入力 ⇒ 無限大(正の数)
  3. 0の場合 ⇒ 「0」と表示

通常は平方根に最も近い「少数値」で表示される。

 

Math.sqrt()メソッドの構文

 

Math.sqrt()メソッドを使用する際は以下の形で記入。

double 変数名 = Math.sqrt(任意の数字);

Math.sqrt()を使用するときは結果は少数値(double)で表されるため、変数の型は「double」を使用。

()内には「5*9」などの計算式を記入しても良い。

 

Math.sqrt()メソッドを使用したコード

 

Math.sqrt()メソッドを使用して簡単にコードを作ってみた。

public class RootUse {

public static void main(String[] args) {

double a = Math.sqrt(5);
System.out.println(a);

}

}

以上を実行すると以下の結果が得られる。

2.23606797749979

本来は「Math.sqrt(5);=√5」。

ただプログラムでは「√」という記号が無いから「Math.sqrt();」を使用。

また結果は、今回の場合「√5」に一番近い少数値で表示される。

 

計算式を入力した場合

 

public class RootUse {

public static void main(String[] args) {

double a = Math.sqrt(2*9);
System.out.println(a);

}

}

実行すると以下の結果が得られる。

4.242640687119285

この通り計算式でもきちんと表示してくれる。

ちなみに上の計算では、「√2*9 = √2*3*3 = 3*√2」ということ。

√の中で同じ数字があったら外に出す。

√2=「1.4142135623730951」

3*√2=「4.242640687119285」となる。

 

最後に

 

Math.sqrt()メソッドを使用すると「√」の計算もプログラムで可能になる。

ただし、表示結果は「√」ではなくて少数値となることに注意。

面積の計算とかに使えるメソッド。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました