はじめに
vol.25にもなって今更だけど、Javaプログラミングで使う「変数の型」の種類についてまとめてみた。
変数の型については下の記事でちょこっと触れた。
Javaプログラミング初心者の記録vol.5 数字の足し算int
本当に今更だね。
これまでほとんど整数の型を表す「int」を使って、ときどき少数値を表す「double」を使ってた。
ここらへんでちゃんと、まとめとこうと思って…。
変数の型の種類
変数の型は、箱のような入れ物の役割がある変数がどんな情報を持っているかを表す。
int A=3;だったら、「int」は整数を表す変数の型だから、変数である「A」は整数を表している。って感じ。
数字や文字を表したりすることができるが、変数の型は種類によって表すことができる情報が違ってくる。
数字に関する変数の型
数字を表すことができる変数の型は以下の通り。
- byte
⇒整数を表す変数の型(整数型)。
-128から127の範囲を表すことができる。 - short
⇒整数型。
-32768から32767の範囲。 - int
⇒整数型。
-2147483648から2147483647の範囲。 - long
⇒整数型。
-9223372036854775808から9223372036854775807の範囲。 - float
⇒少数点を含む数字を表すのに使用(少数型)。
32bit単精度浮動小数点。 - double
⇒少数点を含む数字を表すのに使用(少数型)。
64bit倍精度浮動小数点。
基本的に整数型は「int」を使えば事足りる。
それ以上の桁になったときに「long」を使えばよい。
少数型はごちゃごちゃ説明されても正直なんのこっちゃ分からんかった。
「double」と「float」の違いは、一言で言えば精度が違うということ。
ここを話すと長ーくなるけど、Javaの小数点は2進数(0と1のみで表す)で表されるから、正確な小数点が表示できないときがある。
doubleとfloatではdoubleのほうが精度が高い。
今は「ふーん」っていうくらいに思っておこう…。
だから少数値を使うときは変数の型は基本的に「double」を使えばOK。(今の段階では)
文字に関する変数の型
変数の型は数字だけじゃなくて文字を表すものもある。
- char・・・・・1文字を表す変数の型
「あ」とか「g」とか「ぺ」とか。 - String ・・・・文字列を表す変数の型
基本的には「String」を使えば大丈夫。
もし「char」を使うなら、この場合「”(ダブルクォート)」ではなく、「’(シングルクォート)」を使うことに注意しないといけない。
真偽を表すboolean
数字や文字を表す「変数の型」のほかに、それが合っている(true)か間違っている(false)かを表すことができる型がある。
それがboolean。
- boolean・・・・・変数には「=」で結んだ情報が合っていれば「true」、間違っていれば「false」が入る。
boolean B=A<5;
System.out.println(B);
実行すると…
「boolean B=A<5;」の右辺の「A<5」は式として合っている(3<5)。
だから「B」には「true」という結果が入っている。
booleanは「true」か「false」しか表さないからね。
それで「B」を表示させるようにすると「true」が表示される。
まとめ
ということで、今更ながら変数の型について簡単にまとめてみた。
booleanとかfloatとか初めましてのものが出てきたから、この機会に一つ一つ習得していきたい。
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