ファイルを作成するメソッドもあればファイルを削除するメソッドもある。
ファイルを作成するcreateNewFile()については以下参照。
【Javaプログラミング】FileクラスとcreateNewFile()メソッドを使ってみる-プロショvol.82
今回はFileクラスのdelete()メソッドについて。
delete()メソッドとは?
指定したファイルを削除することができるメソッド。
使用する際は他のFileクラスのメソッドと同様に「java.io.File;」を導入すること(API)。
APIについては以下参照。
【Javaプログラミング】APIとは?使い方についても-プロショvol.64
delete()メソッドの構文
delete()メソッドを使用するには以下の形でコード入力する。
File Fileクラスのオブジェクト名 = new File(“ファイル名を指定“);
Fileクラスのオブジェクト名.delete();
ファイル名を指定する際は拡張子(.docxや.txtなど)まで記入。
delete()メソッドを使用したコード
今回は消したいファイル用に「天智天皇.docx」ファイルを用意。
(下から2番目のファイルを削除したい)
それを踏まえてdelete()メソッドを使用して作成したコードが以下。
File f = new File(“天智天皇.docx”);
f.delete();
}
}
以上のプログラムを実行すると「天智天皇.docx」ファイルが削除された。
消したいファイルと消したくないファイルを間違えないように注意。
他のFileクラスのメソッドと一緒に使用
今までに見てきたFileクラスのexists()メソッドやgetName()メソッドと一緒に使用することで、より何のファイルが削除されたのかプログラム(Eclipse)で視覚的に確認できる。
File f = new File(“天智天皇.docx”);
if(f.exists())
f.delete();
System.out.println(“Name of deleted file” + f.getName());
}
}
以上のプログラムを実行すると以下の結果が得られる。
もし「天智天皇.docx」というファイルが存在するなら(if(f.exists())ファイルを削除し(f.delete())、削除したファイル名を取得する(f.getName())というプログラム。
exists()メソッドとgetName()メソッドのおさらいも完了。
最後に
ファイルを削除するにはdelete()メソッドを使用する。
他のFileクラスのメソッドと組み合わせることで、削除するファイル名の情報を得られたりすることができる。
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