はじめに
enumは複数の定数をまとめることができる特別な種類の「Javaクラス」。
enumについては以下参照。
【Javaプログラミング】enum:列挙型とは?使い方についても分かりやすく-プロショvol.60
enumの{}の中には定数が並びたてられていて、配列みたいになっている。
配列については以下参照。
配列とは何か? Javaプログラミング初心者の記録vol.26
そのためenumの中に書いたデータをすべて表示させたいときには「拡張forループ」を使用することができる。
今回はenumと拡張forループを一緒に使う場合についてまとめた。
enumと拡張forループを使う際にはvalues()メソッド
拡張forループを使うことで、enumの中に書いたデータを全て表示させることができる。
拡張forループについては以下参照。
【Javaプログラミング】拡張forループとは?簡単な使い方についても-プロショvol.62
その際にポイントとなるのが「values()」というメソッド。
values()メソッドは列挙型の中に書かれたすべての定数を返す(読み取る)ことができる。
配列と拡張forループを使用した際、拡張forでは以下のような構文を使った。
enumと拡張forループを使用する際は、「読み取りたいデータを持つ配列名」のところに「enumのクラス名.values()」と書く。
これによって、配列名を書いた時と同じ効果がある。

enumをループさせて全てのデータを表示させるときにvalues()は便利。
enumと拡張forループを使用する際の構文。
enumと拡張forループのコード例
enumクラスに「season」という名前を付けて、{}の中に「Spring,Summer,Autum,Winter」と入力した。
enum season{Spring,Summer,Autum,Winter}
public class EnhancedForLoop {
public static void main(String[] args) {
for(season kisetsu:season.values()) {
System.out.println(kisetsu);
}
}
}
Summer
Autum
Winter
拡張forループの書き方が、配列とenumで少し異なるという点に注意していれば、ほとんど同じ。
最後に
enumと拡張forループを使用する際はvalues()メソッドを使用してenum{}内の値を返す。
それにより、enum{}内に書かれたすべてのデータを拡張forループで表示させることができる。
これでとりあえずenumについては完了。

またほかのコードとの組み合わせがあったらまとめよう。
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