【Javaプログラミング】APIとは?使い方についても-プロショvol.64

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Java攻略

JavaにはAPIと呼ばれるものがある。

またなんか新しいのが出た。

APIとはどういうものなのか、またAPIを使うことによってどのような利便性があるのか、使い方の一例について見ていく。

 

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APIとは?

 

APIは「Application Programming Interface」の略。

Java APIは、Java開発環境にもとから作成されているクラスのライブラリ(まとまり、書庫)のこと。

本来なら一からコードを書き連ねてプログラムを作成しなければならないが、APIを使用することでコードの短縮ができる。

APIは無料で使用が可能。

 

 

APIライブラリはクラスとパッケージに分かれている。

「import」というキーワードを使用して、クラスのみ、もしくはパッケージ全体を取り込むことができる。



パッケージの種類

 

ここでパッケージの種類について見ていく。

そもそもパッケージとは関連したクラスをまとめるためのもので、フォルダーのような役割がある。

「りんご」や「バナナ」、「ブドウ」というクラスを「果物」フォルダー(パッケージ)にまとめるといった感じ。

同じ変数の名前があるなど、名前がかち合うのをパッケージを使用することで避けることができる。

 

パッケージには大きく2種類に分けることができる。

  1. プログラム作成者が自分で作ったパッケージ
  2. すでに組み込まれているパッケージ

APIは2つ目の「すでに組み込まれているパッケージ」に該当する。

 

パッケージを取り込む方法

 

パッケージを取り込むには以下の構文を使用する。

パッケージの中にある1つのクラスを取り込む場合:
import パッケージ名.クラス名;
パッケージ全体の場合:
import パッケージ名.*;

 

1つのクラスの場合

 

以前「Scanner」という、ユーザーがキーボードを使用して文字を入力できるものを使用した。

以下のプログラムは上の記事内で使用したもの。

package JavaTakusanRenshu;
import java.util.Scanner;
public class JavaScanner {
public static void main(String[] args) {
Scanner prosho = new Scanner(System.in);
System.out.println(prosho.nextLine());
}
}

 

この中で使用した「import java.util.Scanner;」はすでにJavaの中に組み込まれているパッケージの中にあるクラス。

import・・・すでに存在しているクラスを取り込むキーワード。
java.util・・・パッケージ名
Scanner・・・クラス名

Scannerはjava.utilというパッケージの中に含まれているということ。

Scannerだけ使用するときは「import java.util.Scanner;」と書けばよい。

 

パッケージ全体の場合

 

パッケージ全体を取り込みたい場合は以下のように書くことができる。

package JavaTakusanRenshu;
import java.util.*;
public class JavaScanner {
public static void main(String[] args) {
Scanner prosho = new Scanner(System.in);
System.out.println(prosho.nextLine());
}
}
実行すると、見た目上は1つのクラスを取り込んだ場合と同じ結果。

Scannerクラスも含まれる「java.util」というパッケージ全体を取り込んだもの。

クラスを取り込んだものと異なる点は、java.utilパッケージを取り込むことでパッケージの中に入っているクラスを1つ1つ取り込む手間がなくなる。

同じパッケージから複数のクラスを使用したいときは、パッケージを取り込んだ方が便利。

 

最後に

 

すでにJavaに組み込まれている、存在しているパッケージやクラスをAPIという。

APIを使用する際には「import」というキーワードを使用することで簡単に使用することができる。

 

以前にまとめたScannerをもう一度理解しなおすのに良かった。

 

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