【Javaプログラミング】FileクラスのcanWrite()とcanRead()メソッドを使ってみる-プロショvol.84

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Java攻略

今回はFileクラスのcanWrite()とcanRead()メソッドについて。

どのようにして使用してどのように結果が表示されるのかを見る。

 

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canWrite()とは?

 

指定したファイルが書き込むことができるタイプのファイルかを調べるメソッド。

書き込むことができるファイルなら「true」書き込むことができないファイルなら「false」となる。

結果を画面に表示させるには「System.out.println()」などの文字を表示させるコードと一緒に記述する。

 

canWrite()の構文

 

Javaにもとから用意されているFileクラスにあるメソッド。

canWrite()を使用するには「java.io.File;」もしくは「java.io.*;」を導入する。

 

import java.io.*;


File Fileクラスのオブジェクト名 = new File(“ファイル名を指定”);

System.out.println(Fileクラスのオブジェクト名.canWrite());

 

canWrite()を使用したコード

 

調べたいファイルはあらかじめ「JavaTakusanRenshuフォルダ」(今自分が動かしているeclipseのパッケージ)に「天智天皇.txt」ファイルを作成してみた。

以下にcanWrite()を使用したコードを作成してみた。

 

import java.io.*;

public class canWritecanRead {

public static void main(String[] args) {

File f = new File(“天智天皇.txt”);

System.out.println(f.canWrite());

}

}

実行すると以下の結果が得られる。

true

 

実際にはテキストファイルだから書き込むことができる。

よって「true」が表示される。

 

書き込めないコードの場合

 

「天智天皇.bpm」というファイルを「JavaTakusanRenshuフォルダ」内に直接作成した。

例えば「ファイル名を指定」のところに「天智天皇.bpm」と入力してプログラムを実行する。

実際には絵を描いたりできるファイルだから書き込みができるものではない。

よって「false」が表示される。

 

import java.io.*;

public class canWritecanRead {

public static void main(String[] args) {

File f = new File(“天智天皇.bpm“);

System.out.println(f.canWrite());

}

}

実行すると以下の結果が得られた。

false

canRead()とは?

 

指定したファイルが読み取ることができるタイプのファイルかを調べるメソッド。

読み取ることができるファイルなら「true」読み取ることができないファイルなら「false」となる。

結果を画面に表示させるには「System.out.println()」などの文字を表示させるコードと一緒に記述する。

 

canRead()の構文

 

こちらもcanWrite()と同様にJavaにもとから用意されているFileクラスにあるメソッド。

canRead()を使用するには「java.io.File;」もしくは「java.io.*;」を導入。

 

import java.io.*;


File Fileクラスのオブジェクト名 = new File(“ファイル名を指定”);

System.out.println(Fileクラスのオブジェクト名.canRead());

 

canRead()を使用したコード

 

使い方は殆どcanWrite()と同じ。

import java.io.*;

public class canWritecanRead {

public static void main(String[] args) {

File f = new File(“天智天皇.txt”);

System.out.println(f.canRead());

}

}

以上を実行すると以下の結果が得られる。

true

読み取りができるファイルだからtrueが表示された。

読み取りができるとは文字が読み込みできるかということ。

画像ファイルなどをcanRead()メソッドで調べると「false」となる。

 

最後に

 

ファイルが書き込みできるタイプのものか、また読み込みできるものかを調べるメソッド「canWrite()」と「canRead()」について見てきた。

次回もFileクラスのメソッドについてまとめる。

 

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