真偽を表すboolean型と条件を表すif-else構文を一緒に使用した場合についてみていく。
booleanについては以前少し触れたことがある。
booleanとは何かについては以下の記事参照。
変数の型の種類について今更まとめてみた Javaプログラミング初心者の記録vol.25
今回はif-elseと使用して具体的にどのように使用できるかを見ていくことに。
if-elseについては以下参照。
ifとelseを使った条件構文 Javaプログラミング初心者の記録vol.18
booleanとif-else構文を使用したコード
booleanとif-else構文を使用したコードが以下。
成績表示を行ってみることにした。
0-70点の場合は「不合格」、71-100点の場合は「合格」と表示することに。
int score = 77;
boolean point = false;
if(score>=71) {
point = true;
}else {
point = false;
}
if(point) {
System.out.println(“あなたの得点は”+ score + “点なので合格。”);
}else {
System.out.println(“あなたの得点は”+ score + “点なので不合格。”);
}
}
}
もしこの時点でif(point) {
System.out.println(“あなたの得点は”+ score + “点なので合格。”);
}else {
System.out.println(“あなたの得点は”+ score + “点なので不合格。”);
}
と書いたら「あなたの得点は77点なので不合格。」と表示されてしまう。
理由は、最初にpointはfalseと定義しちゃったから(boolean point = false;)。
以下で細かく見ていく。
コードの詳細
まずif-elseを使用する。
もしもscoreが71以上だった場合はpointという変数には「true」が入る。
これが「if(score>=71) {
point = true;
}else {
point = false;
}」の部分。
もしも「point」が「true」の場合はifの{}内が処理される。
もしも「false」の場合にはelseの{}内が処理されることになる。
条件と違えば「false」ということになる。
最初にfalseと定義していても、途中にちゃんと処理内容を書けていれば「true」の場合の処理である「あなたの得点は77点なので合格。」が表示される。
最後に
数字を変えてみるとちゃんと結果も変わる。
試しにscoreの数字を56にしてみると「あなたの得点は56点なので不合格。」という表示になった。
今回でbooleanとif-elseの関係性が少し理解できたと思う。
コメント