戻り値とは
戻り値とは、メソッドの()内に値を入れ、その後の{}内の処理内容の結果を()内に入れるか入れないかを表すもの。
もし入れないなら、「void」と書く。
voidとは
voidとは、メソッドが戻り値を持たないことを指示するために使われるキーワード。
メソッドに使うもの。
日本語では「空っぽ」や「隙間」という意味のほかに「無効にする」という意味がある。
aをつけたavoidという単語が「回避する、避ける」って意味だと中学で習った気がする。
avoidはJavaプログラミングでは使わないみたいだけど。
voidを使わない場合
voidを使わない場合は、「return」というコードを使って値を返す。
この時、voidが入るところは「int」や「double」などの変数の型を使用する。
使用例
public class defaultDayo {
public static void main(String[] args) {
System.out.println(Voidunuse.sample(5));
}
}
class Voidunuse{
static int sample(int A) {
return A + 15;
}
}
オレンジの部分がvoidを使っていないメソッドの部分。
{}内はreturn A+15という処理内容。
returnは「A+15」という結果を返すという機能がある。
結果を返すとは、()内が「int A」と書かれているのが「A+15」になるということ。
メインメソッド内の「System.out.println(Voidunuse.sample(5));」は画面に表示させる内容を表す。
Voidunuse.sample()はVoidunuseクラスのsampleメソッドを呼び出した(使う)ということ。
()内の「5」っていうのが鍵。
()内に「5」とあるが、これはメソッド内で最初に書いた「int A」に関連している。
それぞれの「sample」に注目。
メソッド内:sample(int A)
System.out.println()内:sample(5)
実際に「5」という数字を入れることで「A」は「5」と宣言していることになる。
そして「return」が使用されているため、「A+15」の結果が表示される。
その「A」には「5」が入るから、「5+15」で「20」となる。
もし「3」って書いたら「3+15」で「18」になるってこと。
メソッドの()内に{}内のデータが入れられる(returnを使って()に値を返す)とき、voidは使わない。
voidを使う場合
public class Masaka {
public static void main(String[] args) {
VoidAri.Hand();
}
}
class VoidAri {
public static void Hand() {
System.out.println(“Yes!”);
}
}
オレンジ部分に注目。
Handというメソッドの()内には特に変数のデータは入っていない。
returnも使われていない。
ということは、{}内の処理がそのまま行われる。
今回のように戻す値やデータがない場合、voidを使用する。
ちなみにプログラムを実行すると「Yes!」って表示される。
コメント