はじめに
前回はtoUpperCaseとtoLowerCaseを使って、文字を全て大文字にしたり小文字にしたりする方法について習得した。
toUpperCaseとtoLowerCaseは文字列にしか使うことはできない。
今回みていく「substring」も文字列に関するもので、途中の文字から表示させることができる。
substringとは
substringは配列に似ている。
※配列とは?⇒配列とは何か Javaプログラミング初心者の記録vol.26
以下のコードに注目。※パッケージ、クラス、メインメソッドは省略
String A=”Hello World”;
System.out.println(A.substring(2));
この場合、「変数Aの3文字目から全部」を指す。
2なのに3文字目とはこれいかに。
どうなっているかというと…これも箱をイメージするとわかりやすい。
□□□□□□□□□□□
H e l l o W o r l d
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
「Hello World」が一文字ずつ別々の箱に入れられている。
substringは「2」と指定することで箱[2]の文字から全部を指定させるということを指示するコード。
配列と同じように0から始まるから注意。
個人的にここは問題ないかな。
ちなみに実行すると「llo World」となる。
substringの使い方
上のコードからもわかるがsubstringの使い方は次のような感じ。
()の中に数字を入れると、その番号以降の文字列がすべて指定される。
箱を思い浮かべる。
番号の付け方は上の「Hello World」の□を参考に~。
1個ずれる。
文字の範囲も指定できるsubstring
substringは文字の範囲を指定して、「~文字目から~文字目を指定」ということもできる!
使い方は簡単。
String A=”Hello World”;
System.out.println(A.substring(2,8));
実行すると「llo Wo」と表示される。
あれ?8番目の「r」はどこ行った?。
□□□□□□□□□□□
H e l l o W o r l d
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
実はこのsubstring、文字の範囲を指定するときは、指定した番号の1個手前までしか表示されない。
だから(2,8)と指定したら、番号「2」に入っている「l」から番号8の1個手前の「7」に入っている「o」まで表示される。
8は含まないということ。
ちょっと注意だということね。
もちろんスペース(空白部分)も1文字として数えられるから「5」には1文字分のスペース(空白)が入っているよー。
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