【Javaプログラミング】next()とは何か?使用方法についても-プロショvol.97

スポンサーリンク
Java攻略

スキャナーを使用したい際に、ユーザーに数字での入力を指定したい場合には「nextInt()」を使用した。

 

少数値を指定したい場合は「nextDouble()」だった。

今回は文字列での入力を指定するnext()について扱う。

next()については以前に少し触れたことがあるが、改めてまとめることにする。

 

スポンサーリンク

next()とは?

 

next()とは文字列が入力された際に、空白までの文字列を取得するメソッド。

例えばユーザーが「こんにちは おはよう」と入力した場合、「こんにちは」と「おはよう」に分けられる。

文字を出力するコード(System.out.println()など)を一緒に使用することで画面に表示できる。

 

使用方法

 

next()を使用する際は、取得したい文字列を含んだ変数の後に書く。

String 変数名=取得したい文字列を含んだ変数.next()
取得するのは文字列のため、変数の型には「String」を使用する。

 

next()を使用したコード例

 

next()を使用して以下を作成してみた。

import java.util.Scanner;

public class nextUse {

public static void main(String[] args) {

Scanner s = new Scanner(System.in);
System.out.println(“文字を入力”);

String a =s.next();
String b =s.next();

System.out.println(a+b);

}

}

以上を実行すると以下の結果が得られる。
文字を入力
こんにちは おはよう
こんにちはおはよう

青文字部分がユーザーが入力する部分。

今回は例として「こんにちは おはよう」と入力した。
なお、「こんにちは」と「おはよう」の間にはスペースを入力。

 

プログラムの簡単な解説

 

  1. まずスキャナーを設定し、ユーザーが入力した文字を変数「s」に入れるようにした。
  2. もしユーザーが文字の間にスペースを入力したときのためにString aとString bの2つを用意。
    ※今回の場合、String aだけだと「こんにちは」だけしか表示されない。
  3. ユーザーが「こんにちは おはよう」と入力。
  4. 1つめの変数「a」にはスペースまでの「こんにちは」が入る。
  5. 2つめの変数「b」には、スペースの次の文字列「おはよう」が入る。
  6. 文字を表示させる際にスペースを空ける指示などは設定していない為(a+b)、「こんにちはおはよう」と続けて表示された。

 

ユーザーがスペースを入力していくたびに、取得される文字列はスペースごとに区切られていく

例)ユーザーが入力(変数s):こんにちは おはよう こんばんは さようなら

String a=s.next()⇒ a=”こんにちは”

String b=s.next()⇒ b=”おはよう”

String c=s.next()⇒ c=”こんばんは”

String d=s.next()⇒ d=”さようなら”

 

もしもString bまでしか用意していなかったら、「おはよう」までしか取得されない。

 

最後に

 

今回はスキャナーを使用する際に文字列を指定するnext()について扱った。

next()はスペース(空白)までの文字列を取得するということに注意。

next()のほかに、nextLine()というメソッドもあるため次回に改めてまとめる。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました