今までは、パッケージフォルダにクラスを作るという方法で新しいクラスファイルを作成していた。
パッケージにクラスを作る方法はこちら⇒Eclipseの立ち上げとパッケージ、クラスの設定 プログラミング初心者の記録vol.2
これまでにパッケージやクラス、メインメソッドのコードの記載を省略してきたのは、
パッケージに新しいクラスを作る
↓
メインメソッドを作る
という過程をとったことを前提にしているため。
クラスは1つのファイルに最低1つは必要で、パッケージに新しいファイルを作るときに必ず要求されるもの。
ただ、クラスは最初に作られるものとは別に、自分で新しく作ることができる。
クラスについては↓の記事を参考に・・・
クラスとオブジェクト、メソッドについてもう一度考えてみた by Javaプログラミング初心者 Vol.33
新しいクラスを作成することで何ができるか
新しいクラスを作ることによって、長く複雑になってしまうコードをシンプルにすることができる。
一つのファイルに沢山のコードを詰め込みすぎると、作ってる側も分かりづらくなってしまいそう・・・。
その点、新しくクラスを作ると・・・
新しく作ったクラスに色々メソッドを書いておく
↓
作った新しいクラスに書いたメソッドをメインメソッドの中で呼ぶ
↓
メインファイルでは少ない文字数で新しいクラス内のメソッドが実行できる
ってことなのかなと・・・。
メインクラスの中で新しいクラスのメソッド2を呼ぶと、そのメソッドが実行される。
結果的にはメインメソッド内がスッキリ。
複数人数で作業できたりとかする時も便利ってところなんかな。
「百聞は一見に如かず」ということで、ここで分からなくても最終的にイメージできたらOKか。
クラスの構成
クラスの構成については以下の記事で拙いながらまとめている。
クラスの中には基本的にオブジェクトというものが存在している。
クラスだけを作っても、その中身が空っぽの状態だから何の機能もしない。
ということで、クラスを作るときはオブジェクトも記入する必要があるということがポイント。
オブジェクトとは、「状態」と「動作」という2つの特性を持っている。
※オブジェクトについても前述の記事を参照
状態とは、人間で言うと「体重」とか「身長」とか「髪の毛の色」とかのこと。
動作とは、「食べる」や「手を振る」など、動きがあること。
状態は「int A = 50;」や「String color = “Black”;」という風に表されるもの。
動作とはメソッドのこと。
クラスの中には、最低でも1つは状態か動作の要素が含まれている。
そのことを踏まえたうえで、自分で新しいクラスを作ってみる。
クラスの作り方
クラスを作るだけならとっても簡単。
まず「class」と書くことで、「クラスですよー」と宣言をする。
classの「c」は小文字だよ。
そして、そのクラスの名前を付ける。
とりあえず「Student(生徒)」としておくことにする。
人とか物とかの名前を付けると分かりやすい。
何でもいい。
単語の最初は大文字で。
そして「{}」を後に続ける。
「{」を一つ書いて「エンター」を押すと「}」が自動で入力される。
まとめると・・・
class Student{ }
となる。
これでStudentという名前のクラスができた。
class クラスの名前{ }
このままだと、まだStudentクラスは空っぽのまま。
だからこの中に「生徒」の状態を表すデータ(何年何組に所属しているか、身長、体重、髪の色など)やメソッド(動作:食べる、飲む、走るなど)を記入していく。
中身については次回に・・・。
最後に
新しくクラスを作る前に、まずクラスがどんな構成でできているかを理解したほうが、頭の中に入ってきやすいなと思った。
たぶん出来る人たちは用語を見れば理解できるんだろうけど、私は1個分からないところがあったらそこが理解できるまで、なかなか先に進む勇気が持てない。
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