これも今更だけど、これからたくさん出てくるからちゃんと理解しておきたい。
今回は変数の使い方についてまとめた。
というのも今までは、「int A=5;」といった書き方をしてきた。
でも「int A;」と変数だけ設定しているものがあったから、今回は変数の書き方について。
変数の型と変数
変数とは、「何かを保持する」という機能がある。
「何か」とは、例えば値だったり、文字だったり様々。
変数が何を保持するかを決めるのが「変数の型」。
数学を思い出すと簡単。
x = 80
xは80という数字を保持しているということ。
同じことがプログラミングの世界でも起きている。
ここで使った数学の「x」はプログラミングで言うところの「変数」に値する。
ただ数学と違って、プログラミングでは文字だったり数字だったりと保持するものが変わってくる。
だから変数の前に、その変数が文字を表すのか数字を表すのかなどを決定する「変数の型」を使用するのが決まり。
Javaのルール。
変数を使う流れ
変数を使う上で、流れをまとめてみた。
- まず、どんなデータを保持させたいのかを決める
今回は「小数点」にしようと思うから「double」という変数の型を使う
参照:変数の型の種類 - 名前を付ける
「sake(酒)」にしてみよう
ここの名前は何でもいい
ちなみにここで名前を付けられたものが変数数学でいう「x = 80」の「x」に当たる部分で、「x」じゃなくて「y」だったり、「Answer」という名前でも「80」という値を保持していることに変わりはない。
x=80
y=80
Answer=80 - 最後に「;(セミコロン)」をつける
以上の流れから適当に名前を付けたものが以下。
double sake;
今まで、「int A=5;」という書き方ばかりしてきたけど、変数の型と変数を書くだけの方法もあったみたい。
- 変数に値を割り当てる
値はdoubleという変数の型から「小数点」と決められている
適当に「3.14」としてみる - 変数と値を「=」で結ぶ
- 最後に「;(セミコロン)」をつける
ここまでで出来たものが以下のプログラム
double sake;
sake = 3.14;
これは、「sake」が小数点ということを最初に宣言している。
「じゃあsakeの値は何?」ということで、「sakeは「3.14」という値を持っている」ということを表しているもの。
実際に画面に表示されるか確認してみる。
次の行に「System.out.println(sake);」と入力して実行してみる。
画面に「3.14」と表示された。
ここで扱ったのは、今まで見てきた変数と変わらない。
ただここでは、変数の宣言と値の割り当てを別々に行っているだけ。
変数の名前 = 値; ←値の割り当て
今まで見てきた変数
今まで見て使ってきた変数は、上で見てきたものを短くした形。
せっかくだから「int A=5;」を使ってみる。
「int A=5;」を変数の宣言と値の割り当てに分けて表示してみる。
int A;
A = 5;
表記方法が違うだけで、どちらも同じこと。
「System.out.println(A);」と書いて実行してみると、どちらも「5」と表示される。
double sake;
sake = 3.14;
これを一つにまとめて表すと、「double sake = 3.14;」となる。
いつも見慣れた形になった。
まとめ
変数の宣言と、値の割り当てを別々に分けても、一緒に書いても表示される内容は同じ。
いままでやってきた「int A=5;」というやり方のほうが、簡単に書ける。
だけど、別々に書いたほうが変数を作る流れがわかりやすい。
時々別々に書くこちらの方法も使ってみようと思った。
コメント